AIと“回る仕組み”は、なぜ両立しないのか

正直に言うと、最初から大きな構想があったわけじゃない。

きっかけはシンプルで、
既存のホームページやコンテンツ配信の支援をしている中で、

「月次レポートって、これ意味あるのか?」

って思ったところからだった。


GA4と連携して、データを出して、
それっぽいレポートを作る。

ここまではよくある。

でも実際にやってみて思った。

「これ見せられても、“で?”ってならないか?」

データはある。
でも、それを見て何をすればいいのか分からない。


じゃあプロに頼むとどうなるか。

当然、それなりの金額になる。

でもこれ、冷静に考えるとおかしい。

「これをお客さんにやらせる前提で設計されてるの、正直ズレてないか?」

そして、さらに思った。

「これ、小規模店舗や個人事業主が自分で勉強する時間もないし、かといって外部に頼む余裕もない。正直、この時点で詰んでるなと思った。」


さらに言うと、

SEOを理解して、
キーワード設計して、
AI(AIO)も使って…

普通の人に求めるレベルじゃない。完全にむりげー。


そこで考えた。

「だったら、考えなくても回る仕組み作ったほうが早くないか?」

これが、HIROISMのスタート。


まず考えたのはキーワード。

そもそも「最適なキーワード」って、普通の人が考えられるのか。

答えはNO。

でも、ここにも落とし穴がある。

GPTにそのまま聞くだけでは、最適なキーワードにはならない。

なぜなら、

  • 何を売りたいのか
  • どんなお客様を狙っているのか
  • どのエリアなのか
  • どんな強みがあるのか

こういった前提が曖昧なままでは、
どれだけAIを使ってもズレた答えが返ってくる。


だからまず、

「最適なキーワードを出すための情報を、きちんと引き出せる土台」

を作った。


その上で、

  • 業種
  • ターゲット
  • サービス内容
  • 訴求ポイント
  • エリア

といった情報をもとに、

さらに、

現場での試行錯誤をもとにした独自の判断ロジックを組み込み、

GPTがキーワードを最適化して提案する仕組みにした。


ただ、ここもやってみて分かったけど、

これ、思っているほど単純な話じゃない。

一見、

「業種・ターゲット・サービス内容・訴求ポイント・エリア」

これを整理すれば、うまくいきそうに見える。

でも実際は、

  • どの情報を優先するのか
  • どこまで絞るのか
  • どう積み上げていくのか

この判断を間違えると、普通にズレる。


だからこそ、

「AIに任せる」のではなく、
「正しく判断できる前提を作った上でAIを使う」

という設計にした。


次に、そのキーワードに合わせて記事を作る。

これもGPTでできる。

じゃあ、

「作ってもらって、確認だけして、そのまま投稿できないか?」

→できる。


さらに、

「この一連の流れ、自動化できないか?」

→できる。


ここまでで、いわゆる“自動投稿”は完成した。

でも、そこで終わりじゃなかった。

「これで対策として完成か?」

答えはNO。

必要なのは、PDCAだった。


ただし、ここにも問題がある。

キーワードを毎回変えると、軸がブレる。

だから、

「軸は固定して、補強ワードで積み上げる構造」

にした。

ただし、補強ワードも感覚で決めてしまうと意味がない。

そこで、

Search Consoleのデータをもとに、実際の検索トレンドを反映しながら、キーワード自体をアップデートしていく仕組みにした。

さらに、

レポート自体にも、単なる数値の羅列ではなく、

「読めば次に何をすればいいか分かるAIの総合コメント」

を組み込んだ。


これによって、

  • データを見る
  • 改善ポイントを理解する
  • 次のアクションが分かる

ここまでが一連でつながるようになった。


結果として、

人が読んでも理解でき、AIにも最適化される“両対応の構造”になった。


そしてもう一つ。

これは完全に自分の話。

「自社でもやるなら、とにかく時間効率を上げたかった」

毎回考えて、作って、投稿して、分析して…

正直、回らない。


だからこそ、

  • 自動化する
  • 判断を減らす
  • 操作をシンプルにする

ここはかなり意識した。


最終的にたどり着いたのが、

  • レポートで現状を可視化
  • 改善提案を自動で出す
  • コンテンツを生成
  • 投稿まで完結
  • さらにPDCAまで回す

この一連を、

LINEだけで完結させる仕組み


ここまでやって、ようやく気づいた。


多くのDXがうまくいかない理由は、シンプルで

「機能があるかどうか」じゃない。


「回るかどうか」

これだけ。


どれだけすごい仕組みでも、

続けられなければ意味がない。


現場を見ていても、

  • 高機能だけど使われない
  • 分析できるけど活用されない
  • 外部に頼めばできるけど続かない

こういうケースは本当に多い。


だからこそ、

「ちゃんと回る品質で、無理なく続けられる形にすること」

これが一番重要だと思った。


HIROISMは、

そういう前提で設計している。


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